今年中学1年3学期、私立中学から公立中学へ娘は転校しました。転校というのは、ワクワクと同時に、非常に緊張を強いられるものだと思います。
娘には非常に敷居の高い、全校生徒の前で登壇し、転校生のあいさつをしなければならないことが最初の試練でした。
しかしどうやら環境は合ったのか、現在元気に学校へ通っています。1年経って、今のところ安心しています。
この娘の転校時期に、以前に仲良くしていた娘の友だちも兵庫県の中高一貫校私立中学から公立中学への転校をしていました。しかも娘と同じように越境での転校です。
彼女は、少数精鋭のクラスに受かり、新1年生の生活を期待と夢でいっぱいに心躍らせていたのですが、残念ながら快適には過ごせませんでした。
その理由の1つが、人間関係でした。
クラス内ですでにグループが出来上がり、グループ内ではみ出した人としか交流できなくなってしまっていたこと。
2つ目は、平均的に毎日帰宅するのが、21時を回っていたこと。これは厳しい学習内容によるものです。(別に成績が悪いわけではなかった)
この2つの理由について、学校側が対処しなかったのかといえばそうではなかったのですが、学校側の対応は腑に落ちないもので、結果的に多額の寄付をしている生徒を優先したということのようでした。
イジメに対して、きちんと対応する意思のなかった学校では在籍は無理だと判断し、彼女の親はすぐに教育委員会に話を持ち込みました。
学校側は教育委員会学事課に対し、対応のまずさを認めはしましたが、このようなことで気持ちよく学校生活を送れるはずもなく、彼女は校区以外の公立高校への転校を希望しました。
しかし、教育委員会というところは、そうやすやすと転校を認めてはくれません。何度も彼女の小学校時代の様子の聞き取りがあり、教育委員会へ何度も足を運び、校区への転校は難しいと判断され1か月後、ようやく越境での中学転校が叶いました。
さて、その彼女の小学校生活がどうだったか…。
集団生活になじめない
それにより、イジメが継続していた
イジメにより、うつ病になった
学校生活が難しくなり引越転校をしていた
という経緯があります。
彼女の場合、引っ越しして小学校を変わっても、中学校になると、
「結局元の小学校のメンバーが校区内で揃います。そうなると引き籠りや不登校になる」恐れがある、と強く訴え聞き入れられたようです。
いろんなことが中学生時期は起こります。
おそらく学生時分の一番難しい時期かもしれません。
何かのヒントになれば幸いです。
今日もお読みいただきありがとうございました。