発達障害女子「好文学園女子高等学校オープンスクール」参加

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2015年8月20日、好文学園女子高等学校のオープンスクールに参加しました。

 

この日は、

体験希望コース又はクラブ

校内見学(午前)

 

の2つがあり、特に体験したいのがイメージできないだろうと思い、取り敢えず「校内見学」で申し込みました。

 

好文学園、そんな学校あったっけ・・・?

そんなことをふと思いながら、最寄り駅の阪神電車の千船駅で下車すると、在学生の方が、道案内のためところどころに立ち、案内をしてくれています。

 

左折れして橋へさしかかり、学校が見えてきました。思い出しました。学校の場所も雰囲気も…。そうなんです、昔の大阪福島女子でした。私が大昔受験の頃、この学校に行った人もいました。

 

好文学園は、羽生善治さんの妻畠田理恵の出身校で(転校したかな、芸能界引退していますが)、私が福島区にいた頃、彼女も福島区に住んでいました。あれこれと遠い記憶を巡らせていると、学校に着きました。

 

この日申し込んだ「校内見学」、少数かなと思っていましたが、60人くらいの人が集まってきていました。それぞれ20人くらいの3つのチームに分かれて校内を在校生が案内してくれることになりました。

 

拳法、弓道、ITライセンス、美術、といろいろな階へ案内してもらい、エレベーターで上がって階段を使って降りてきます。この時期ですから、在校生のかたもみなにこやかで親しみやすい笑顔で挨拶をしすれ違っていきます。

 

学校内は広く、大阪市内とは思えないようなゆったりとした雰囲気があり、大阪らしいちょっと下町な感じもして、気分的には非常に楽チンでした。

 

娘の気に入ったのは、「茶道部」。

中一の時に茶道部に入っていたので、ちょっとだけ知っているだけでもうれしく思うのか…。ここでお茶とお茶菓子をいただきました。

 

茶道室は、広くてお着付けのできる別のお部屋もあります。お点前をしてくれた高3生が、挨拶をしてくれました。彼女は、医療の大学に進学が決まったこと、今後生きていくうえで、茶道部で習ったことが役に立つと実感していること、そして好文学園での彼女の充実感を話してくれました。

 

いいなと実感しました。

一通りの見学を終えて、昼時、教頭先生が「軽食を用意しております」ということで、広々としたテラスでいただくことにしました。校庭前に食事ができるようにつくられたスペースは、明るくて気持ちいい。外にも白いテーブルと椅子があり、数人でおしゃべりする様子や、ノートを広げる女の子たちがさわやかな風に吹かれていました。

 

さて、ありがたく軽食をいただきましたが、軽食なんかでなくて、から揚げがどんぶり鉢に乗せられた“からあげ丼”というような立派な昼食でした。この日のために、給食の職員さんが出勤し、作り立ての食事をだしてくれたものでした。とてもおいしかった!

 

昼ご飯を食べながら、娘にどう思うか聞くと、気に入ったという。

「受験の相談」してみたいというので、聞きに行くことにしました。

担当の先生に娘の個性を話しますと、「そういう子は一芸に秀でていたりしてね、才能がいっぱいあるよ。そして人とコミュニケーションが苦手なら、ITライセンスっていうのがあるから、資格が取れて役に立つやん。コツコツとした仕事が向いているで~(大阪弁)」ということでした。

 

実際の受験については、先生のおっしゃるには、3教科それぞれ、一桁点数は足きり、出席日数は重要視している、ということで、のちのちいろいろ考えてみると、難しいな、と思いました。学校には登校していませんので、出席日数はどうしてもクリアできそうになく…。

 

好文学園は、7時間授業だったと思います。

成績が悪いとたぶん、しんどいかもしれません。勉強はかなり力を入れていますし、英語の資格もランキングはかなり上位を取っている実績もあるので、入ったはいいわ、あとは地獄…となるかもしれません。

 

しかし、勉強が好きで、ついていけそうなら、ここは素晴らしい学校になるんじゃないかと思います。

次回は、昇陽高校について、まとめてみます。ありがとうございました。

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5 thoughts on “発達障害女子「好文学園女子高等学校オープンスクール」参加”

  1. 以前、娘を好文に入学させたものです。娘は中学二年から、起立性調整障害で不登校でしたが、入学は出来ました。
    もし、娘さんが気に入っておられるなら、一番中学の先生に相談してみてください。
    ちなみに私の娘は、入学は出来ましたが、体調が悪く学校に通えないこともあり、1学期の終わりには留年と言われ、すぐに通信の高校に転入し卒業しました。高校選び、頑張ってください

    1. かこさま

      こんにちは、好文学園ほんとにいいなと思いました。お嬢様そこに通っていらしたなんて。
      お嬢様の頑張られたこと、ずいぶん励まされました。

      今、願書を青書する段階まできました。中学校と行き来しながらバタバタしています。
      中学校の方へ、好文学園の方が来てくださって、ずいぶん迷ったのですが、実は、前に通っていた私立の中学校で高校へ進学できない人がどうやらくるかもしれないと娘が聞きつけ、それはどうも避けたかったようで、当初の予定通り宣真高校を選ぶことになりました。

      たくましく頑張ってほしいと思っています…
      ありがとうございます。

  2. 初めてまして。中学1年の女の子の母です。うちの子は緘黙で学校では話せず、友達もいませんし孤立しています。
    2学期から少しずつ不登校になりみんなが怖くて学校がいやだと言い出しました。クラスの子たちは活発な子が多く嫌な事も言われるらしく、先生にも話はしているのですがどうしていいかわかりません。フリースクールを検討していますし、本人は絵を描くのが好きなので高校は近所の好文学園に行きたいと言っていますがなんせコミュニケーションが苦手なので高校も行けるかどうか。長い人生ゆっくり行くのも人生ですが親としては心配です。なにかアドバイスお願いします

    1. 小柳様
      こんにちは、初めまして。コメントをくださいましてありがとうございます。

      孤立されているのですね…私ごときに何が言えるのか・・・もしご不快ならば申し訳ありません。
      これまで、数回学校へ行けなかった娘のことを考えると、私の場合は、母として気づくのが遅すぎたという部分が大きいです。

      5月から不登校になり、長いアイドリング期間を経て、年末数日終業式まで登校しました。

      娘に聞くと、現在のクラスにほとんど話をしない女の子がいて、あるアニメのキャラクターのことになると、目を輝かせ話し、止まらないと言っていました。
      娘自身は、気づいてないでしょうけど、心の中で、あなたもちょっとそういうところあるよ~、なんて思っています。

      娘の場合は、おとなしい女の子が多くて、無邪気に幼い遊び方をして、盛り上がるとかがない、というのがつまらないそうです。

      ついつい、焦ってしまいますが、いろいろなことがあって、親の自分だけが焦っていて、娘はいろいろなことを考えているのだな~と思わさせられたのが、急な登校でした。
      フリースクールもあちこち行きましたが、友だちが欲しい娘には合わなくて、どこのフリースクールも行かずに終わってしまいました。

      担任の先生には、こと細かく、娘の特性や、この表情の時は、こう思っている、否定することを表現できない、など説明を去年からたびたび説明してきましたが、きついお子さんに班などで当たるとお手上げです。今学期は替えてもらえるように、年末にお願いしておいたので、少し気が楽になったようです。

      私は、先生にも発達障害判定時の結果を渡してあり、いつもそれをかざして(苦笑)ああです、こうです、と説明します。きっとうっとうしいと思われているでしょうが…。
      中学時期がイチバン大変だなと思います。私は、登校は週に3日くらい行けたらいいのじゃないかと思いますし、個別の塾と習い事で日々過ごしてもいいのではないかと思います。
      そんな風にしていました。結構車であちこち連れて出かけたりしました。大人になったら、できないだろうと思ったりしました。しかし、こう思えるまでずいぶんかかりました。毎日いると、イライラもしてしまうこともありましたし。

      おっしゃるように長い人生です、石川道子先生(発達障害の専門医)の面談時、いつも直そうとしないでね~ゆっくりの成長なんだからね~とおっしゃいますが、本当にそう思います。
      参考になれば幸いです。

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