発達障害女子「兵庫県立西宮高校説明会」へ行く

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友人に誘われ、中学2年の時、2014年7月26日土曜日に開催された兵庫県立西宮高校の「夏期学校説明会」に行ってみました。この学校は文武両道に加え、単位制を採り入れているのが大きな特色のようです。

 

創立95年を誇る兵庫県立西宮高校は、阪急今津線甲東園駅から歩いて約10分。閑静な高級住宅街を抜け、坂道を登りきったところにあります。

 

この日の朝の気温はすでに27℃を超え暑いったらない。

午前10時からの説明会、私たちが着いたのは9時半前だというのに、もう相当な人たちが講堂に着席していました。

 

予定の時間を10分早めての説明会は、なんと2000人もの人がやってきて、場所が間に合わず、急きょ体育館と2か所開催にしたからのようです。

 

それにしても2000人とは!

こんなに人気があるとは驚きました。

 

私たちが住むところからは今津線一本でいけるし、環境はいいし、今の校区からも地元から通う人がとても少なくて知り合いがいない、そこもポイントが高い。

 

しかし、私が参加してみようと思ったのは、娘に高校の雰囲気を知ってほしかったからなのです。

 

この兵庫県立西宮高校は、関西偏差値ランキングで調べると偏差値は55、英語に特化すれば57、とそこそこの成績を必要とします。

 

5教科合わせて100点以下の娘の学力ではどうしようもないのですが、高校という学び舎を実際に見てイメージしてくれたらいいなと思い参加したわけなんですが、終了までの2時間10分、窓が開け放たれたエアコンのない大型扇風機が回る講堂での説明会はめまいがするほどの暑さでした。

 

娘も、一緒に行ったお友だちも暑さでふらふら&うとうと、でしたが、公立高校なのでこれが普通だと思います。

 

さて、この学校の一番のポイントは「単位制」です。大学のような「単位制」学習ですが、この兵庫県立西宮高校では平成23年から移行したようです。

 

単位制は、能力、適性、興味、関心、それに加えて進路希望に応じた学習が可能なので、将来の目標設定がしっかりできる、という特色があります。

 

科目を選ぶ、というところから入るので何がしたいか明確でないお子さんは普通科の方がいいでしょうが、これは将来性をしっかりと持っている人にはとてもいい学習スタイルではないかと思いました。

 

私たちが現役の頃に、こんな学習スタイルが採り入れられていたらよかっただろうなと思いますよね。

 

また説明会の中で、部活については生徒たちが登壇し、部活の特色を演目も披露しながらの話がありました。

 

運動部は、サッカー、ラグビー、陸上、テニス、軟式テニス、体操、水泳(世界レベル)、バドミントン、卓球、柔道、剣道、バレーボール、バスケットボール、女子サッカー、女子ハンドボール。

 

文化部は、自然科学、文芸図書、放送、美術、吹奏楽、演劇、写真、茶華道部、コーラス、箏曲(そうきょく)、ビジネスライセンス、アニメーション、弦楽、イングリッシュ。

 

学校行事も多彩で、オーケストラ、マラソン大会、オーストラリア研修旅行、体育会、それに文化祭などがあります。

 

本当に魅力的な兵庫県立西宮高校でしたが、今の娘の学力では天と地がひっくり返っても無理なこと。

 

当の本人たちは、暑―い、しんどーい…の繰り返し。感想を聞いてみるとえらそうに「学校まで坂道しんどーい」と文句だけ。この学校に受かるようにとか、学力がどうかとか、通いたいとか、頑張りたいとか一切思っていない様子。

 

思えば1年余り前、中学受験をするために、3か月くらい毎日簡単な計算ができるようにと、どなったりしたものでしたが、その効果もなくなんでもすぐに忘れます。

 

なかなか学習効果の定着は難しい…。

そして、高校のイメージもあまりわがこととしては感じてなさそうです。

 

今日も読んでいただきありがとうございました