発達障害女子高校見学オープンキャンパス受験のコツ1

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2016年1月下旬、中学校の担任の先生と願書と受験票の最終チェックを行い、清書をしてOKが学年主任からもらえ、緊張と恐怖の中、娘は2月10日、受験へと向かいました。

当日、阪急石橋駅までの車中、ずっと「大丈夫かな、大丈夫かな」と繰り返し口にする娘に、

「大丈夫、大丈夫!何も心配ないよ!やることは全部やったんやしさ、あとは試験で書くだけ!」と励ましつつも、「こう言っても本人の心の中は、落ち着かないのだろうな~」と思いながら学校近くまで一緒に行きました。

学校の手前の家電量販店あたりまでくると、友だち同士のお嬢様たち、保護者が一緒のお嬢様など、受験に向かう女の子がいっぱい歩いていましたが、保護者が一緒の人は少なかったので、本人に「お母さん帰ろうか?」というと、うん、と返事がありましたので、1人で行かせました。(ひとりでいってみるんだぞ~(笑))

注※保護者の人が待つことができる保護者控室が用意されています。

試験を受けて、合否の通知が来るまで安心はできませんけど、「事前相談」をしているし、母のわたしは落ちることはないだろう、と思っていました。

ところで、これまで娘はこの高校一本に絞って、合計2年間で10回くらいオープンキャンパスや、見学や説明会に参加したことになります。

2年のときから、見に行った私立高校は6校。最終的に昇陽(西九条)と、宣真でかなり迷いました。好文学園も魅力的で、先生がとにかく親しみやすかったのと、具体的に進路を示してくれましたので好印象でした。

ここでは、発達障害があること、なじむまでかなりの時間がかかることetc…など話し、理解をいただけるかを探ってみたりしました。

昇陽は2回見学に出向き、個別相談しましたが、本当は、娘はここに行きたかったのがわかってはいました。自由な感じの校風と、パティシエ施設の素晴らしさとを見てしまうと、少し宣真は見劣りしてしまいましたし‥‥。

しかし、なんといっても通学が遠いというのが一番の悩みどころでした。それと、人気があるので落ちる可能性があると、塾では言われました。(もちろん娘には言ってませんが…)そういう流れで個別相談も行きませんでした。

さて、私学は、子どもの争奪戦で、どちらの学校もオープンキャンパスに力が入っています。でも、それによって本当にいい高校選びわたしたちにできたのかどうかは、少し疑問です。

大々的に女子好みの催しで子どもたちを惹きつけはするが、本当の内容はどうなのか?

・校舎だけがきれいなんじゃないか?

・いじめは本当にないのか?

・心配事に具体的に対処してくれているか?

・もし不登校になった時どんな対応をしてくれるのか?

ほかにもいっぱいありますが、まずはこんなところがわたしには気になるところでした。

例えば娘の場合、素敵な在校生がいたとして、その人が親切にしてくれたりすると、それだけで判断しがちなところがあります。こういう経緯で「あそこがいい!お母さん、あそこなら楽しく通えそう!」とそこしか見えていません。

わたしたち母娘はこういう部分も反省点としてあって、母のわたしはついつい、娘に押し切られた部分もありましたが、最終的に通うのは本人で、そこのところも考慮してあげなくてはなりません。

そうはいっても、たくさん見学に行き過ぎると決めにくくなります。そこでわたしがお勧めするのは、

良さそうなところはまず、
お母様だけで一度見てみるのがいいと思います。

いくつか訪問し、ある程度合いそうなところを絞ってそれから

お子様と一緒に参加される。そして、
個別相談で必ず担当の先生と話してみることが重要

かと思っています。

発達障害女子高校見学オープンキャンパス受験のコツ2へ続く

今日も読んでいただきありがとうございました。