娘が去年2014年3月に公立中学へ転校し1年以上が経ちました。
転校する前、去年の1月頃、学校へ行きたがらなくなった3学期、彼女の様子は暗く憂鬱な日々だったようでした。
その1番の原因は、人間関係です。娘は、常に人を見ているので仲良くなれる人がいるか、女の子特有のべったりしたつきあい方の少々依存した友だち関係の構築がどうやら重要なタイプです。
だから、相手が待ち合わせに1時間遅れてこようが、待ち続けます。学校へ行くのは渋るけれど、日曜日の遊ぶ約束は、いそいそと支度を整え、待ち合わせの時間よりかなり早く出かけていきます。
しかし、こういった人間関係が崩れるとたちまち、灰色の日々になっていきます。気持ちの切り替えが難しいようです。
こういうことが繰り返され、すでに相当遅れていた学習面にもさらに影響し、学校側から「進級、高校への進学は内部審査で及第点に満たない」と転校を促されました。
ここでもし、まだ学習面がついていけていたらどうだったのだろう…?もう少し余裕があったのかな…?と思ったりしていましたが、その疑問は公立中学へ転校した時、はっきりとわかりました。
結論としては、「あまり関係ない」ということになりそうです。今は、1学年5クラスある人数の中で過ごしていますが、娘の周りは、人間関係はそこそこ良く、もめごとはあまりない環境です。
そういう状態であるにもかかわらず、宿題、提出物、ノートを取るなどの「すべきこと」に手を付けないからです。娘の個性を考えてみると、非常に不器用だということが手に取るようにわかってきたので、今から考えると「校区の中学校へ行きたくない」というネガティブな理由からでは、特に私立中学は難しかったと思っています。この点大失敗でした。
地域にもよると思いますが、
・勉強ができない
・友だちとうまく話せない
などでバカにされたり、距離をおかれたりということが続いた中学1年間でしたが、公立中学へ転校した現在は、このようなことがほとんどありません。
また、女子校⇒男女共学、という全く違う環境ですので、一概にはいえませんが、女子校はこの傾向が強いと思います。
私立中学から公立中学、という転校ですが、今楽しく学校に行っています。体はあまり強くなく、休む日もありますが、人間関係のトラブルで行きたくない、というのは全くなくなりました。
越境という環境で、通学に少々時間がかかりますが、バスでの行き帰りの友だちもいて、母であるわたしのストレスは激減しました。
ポイントは、
「校区の中学校へ行きたくない」
という理由で私立中学受験は続けるのが難しくなる要因が大きい。
ということで、3年生になってからは高校受験へ向けた日々になりそうです。
★補足★
私自身の経験から
1、 いくら勉強しても身に付かない
2、 集中力が全く続かない
3、 勉強の中味が理解できない
4、 なぜか勉強に向かうことができない
5、 勉強に興味を持てない
6、 いくら勉強しても成績が伸びない
こんな風にお感じなっておられると思います。
自分自身がそうでしたから…。
私自身は計算がなかなかできませんでした。今でもです。
でも改善することはできます、ゆっくりなら。
思うのは、そこそこの人間関係であれば、生活に弾みが出て目の前のことに取り組めるようになりそうです。
今日も読んでいただきありがとうございました