発達障害女子と行く「旧福知山線廃線跡ハイキングコース」

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旧福知山線廃線跡ハイキングコースって

 

2014年3月中旬に訪れた時、土砂崩れが発生している箇所がありました。

ちいさなお子様は行かれるのは止めた方がいいかもしれません。

 

 

武庫川渓谷は、阪神間に残された貴重な渓谷です。多くの人が訪れる人気のスポットで、年間6400人の人がここにハイキングにやってきます。生瀬駅を降りて、176線沿いをこの季節、人々が歩く姿が目立ちます。

 

この廃線は、1986年(昭和61年)まで国鉄時代の福知山線が走っていたところです。春は桜が咲きほこり、夏は新緑の中、秋は紅葉、そして冬は雪が散る中、四季折々景色をうつしながら走っていたんだろうな~ってノスタルジック…。

 

この廃線跡を私も歩いてみました。

私の家からだと、宝塚からバスに乗って行くことができます。阪急バス151系統に乗って、「木之元」で降り、芝本歯科医院の横から川沿いを下ります。向かいに青葉台の住宅が広がり、すでに渓谷の雰囲気を少しずつ見せ始めます。

 

まだまだ満開の桜の花が川沿いの測道をひらりと舞い、うれしさがこみあげます。ここからは、眼下に急流がざわざわと音を立てていたり、ゆるやかな川面が深緑の色を見せ、まるで吉野熊野国立公園の瀞峡のようでもあります。

 

これから先は、トンネルがいくつかあります。ススで真黒になっているトンネル、煉瓦でおおわれたトンネル、材木が積んだままのトンネルなど…。

 

しばらく歩くと、赤くさび色で塗られた鉄橋も渡ります。そんなさまざまな景色が迎えてくれます。鉄道が走っていた時代のままの、見張り台もあります。

 

なんだか異空間?とまでは行かないけど、なつかしくてほっとするようなコースです。

 

あまり詳しく書くと楽しさが半減しちゃいそうなのでこのあたりで…(笑)

 

コースは生瀬側から、武田尾側からどちらもお勧めです。だいたい5キロくらい。ゆっくり歩いて、2時間くらいで行くことができます。絶対に懐中電灯がいります。トンネルが真っ暗なので、ウォーキングシューズも履いたほうがいいと思います。

 

生瀬側から武田尾駅近くまでのコースなら、武田尾温泉に寄り道してゆっくりすることもできますよ。ちょっと気軽なハイキングコースにぴったりです。

 

追記

 

こちらの廃線跡のハイキングコースについては、宝塚市側が、JRの武田尾駅から約1キロメートルをJR西日本から市が無償で借りうけて、遊歩道が整備されていますが、西宮側については、約3.2キロメートルにわたって「立ち入り禁止」の立て看板がおかれています。

 

現在、市民団体などが「安心して歩くことができるように」と財政支援などを含めた運動を続けています。