発達障害女子特徴「砂との会話」

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2泊3日で串本に旅しました。初めは8月9日から2泊3日の予定をしていたんですが、あいにくの台風に急きょキャンセルし、その後たまたまホテルに電話をしたら、ファミリールームがひとつ空いているとのことで、15日から2泊の宿泊予約をして大急ぎで用意し、バタバタと出かけました。

 

泊まったのは串本ロイヤルホテル。

実は串本へは去年も同じころ旅行したのですが、この時来年も来られたらいいねと家族で話していました。

 

去年は潮岬最南端近くの民宿「みさきロッジニシダ」で素晴らしい景色と家庭的なお料理を楽しみましたが、今回はせっかくだから違うところに泊まりたいなと大手旅行サイトで見つけたホテル。

 

さて、8月15日は、我が家は必ず法事という行事を行います。

これが今回、15日の法事を終えてからすぐさま荷物をまとめ、車に積み込み午後13時ころ出発しました。

 

わが家から串本までは高速道路移動を含め約4時間…。なかなかの距離です。

 

さて、前置きが長くなりましたが、翌日に今回で4回目になるシュノーケルを楽しむため出かけたのは串本ロイヤルホテルから車で20分ほど走った紀伊大島須江の白野海水浴場。

 

かなりの穴場とネットの検索で見つけたサイトに書かれてあった通り、海を楽しむ人がまだ3組ほどとテントを張っている人が2組、これはいいわと大急ぎでウェットスーツに着替えライフジャケットを着て海に入ってみます。

 

を、冷たい!沖縄の海とは違って冷たい。それに今日は曇って、晴れ間はあまり顔を出さずすっきりしない空です。それでも深さ5~6メートルのところに魚たちがすばしっこく泳いでいるのが見えます、クマノミも…ちょっと浅い光が当たるところには、サンゴがくっついていてきらきらと光り、自然の素晴らしさを体感できました。

 

というものの…あれ?娘は?…

3人で海に入っていたのに見当たらない…。

どうしたかな?・・・見ると砂浜に上がって座っています。

 

聞くと、水が冷たくて寒いから上がったって言う。・・・

うつむいて砂に何か描いています。

 

娘はここでこうして座っていたいと言うので、夫と2人でまた泳ぎました。魚やサンゴ礁を楽しみながら、「また闇が襲ってきたりしたのかな?」「何か以前のことでも思い出したりしてるのかな…?」とか気になりながら…。

 

30分ほどして海から上がり娘を見ると、ぼんやりと砂に描いています。

 

それから2時間ほどしてシャワーをしてホテルに戻ることにしました。今回は天候がイマイチであまり海を楽しむことができそうになく、ホテルへ早めに戻ることにしました。しかし、珍しく間髪入れずなぜかホテルに戻ると1階の大浴場に行ってくるとひとり出かけました。

 

 

1時間以上もして戻ってきたらご機嫌さんでした。

私は夫と、ウェットスーツやフィンを洗って干して一段落し、夕食前にみんなで大浴場に行こうと声をかけると、また行くと言うので3人で出かけました。

 

 

普段はスーパー銭湯などへは行きたがらないのですが、旅行になると温泉には張り切っていきます。なんでかな…。

 

そこで、大浴場での様子をこっそり観察することにしてみました…。

 

ぼんやりと浴槽に浸かって顔の前で手をパチャパチャやっています。思惑顔で10分もぬるい浴槽に浸かっています。

 

それから露天風呂へと行き、またぼんやりと外海を眺めています。15分もひたすらぼんやり…。

 

そういえば娘は昔からこうやって温泉なんかに入ってたわ。ただぼんやりと…。ひとりで楽しむというか…。

 

あれこれ妄想したり、(勉強以外のこと)考えたり…

元気ばかりが子どもというわけじゃないというか…。

 

 

13歳なりに何か思案しているんですね。

もしかして私になぞなぞでも出してやろうかなとか…。

 

 

そういえば、小学校の低学年から4年生くらいまで公園の砂場や、マンションの植え込みでしゃがみこんで土や砂を両手でかき集めては広げ、また集めては広げ…。ある日、お散歩している私が盗み見たひと時でした。ただ黙ってそうやっていました。

 

どこか切なくなるような、彼女らしい一コマでしたが、そんな時何を取り戻していたのかな…。

 

自分を取り戻す時間…。中学2年になった今、きっと塾の夏期講習、夏休みの宿題などいろんな要素を含んでいるので、あれこれと頭の中がぎゅうぎゅうになっているのかな…。

 

今日も読んでいただきありがとうございました