発達障害女子特徴的部屋はごみ箱

Sponsoerd Links

 

「お母さん、英語のノートがない!」

「どこ置いたかな、お母さん知らない?!」

 

毎度のことですが、探しています。

「お部屋は探した?お母さんが探してあげようか?(探す気はないです)」

 

「いい」…。

「お母さん、捨ててない?」

 

…確かに要るものか要らないものかわからないですから、捨てそうになります。取り敢えず、「どっかにあるはず…」と本人は言うのです。

 

そりゃ見つかりにくそうです。

だってあなたの部屋は、ごみ箱みたいですものね。

 

娘の部屋がきれいなのは一瞬。

1か月のうち、きれいなのは1日くらいなもの。

 

だいたいが、タンスの引き出しは全部ってほど開いていて、机の上は書きさがしのメモ多数、えんぴつ、ボールペン、消しゴム、教科書がぐちゃぐちゃに積まれてあり、ベッドの上はマンガ本、塾のテキストがバラバラに乗っかって、床は一面、汚れた下着、着替えた制服、洗濯した衣類、そしてなぜか写真類が散らばっています。

 

いったい、「この部屋のどこに何があるか誰かわかるのですか」、と聞いてみたい衝動に駆られます。ムカつきとともに…。

 

やる気がないだろうからこの言葉は呑み込みます。

母の私にもわかりません。どうやって片づけたらよいのかわかりません。

いつだってこんな調子で、驚くのがそれに平気でいられること。

 

私は、小さい頃から高校生くらいまで実家にいた頃はこんな風じゃなくとてもきれいにしてきちんと整理整頓していたので、娘とはまた違うタイプだということになります。

 

このごみ箱状態の部屋に構うべきか構わないべきか、非常に悩ましいところではありますが、たとえば手を出して片づけても本人にその気がないので、また元通りごみ箱になります。

 

私が一番困るのが、

出さないといけないはずの提出物で、

購買品の日程の連絡用紙

懇談の日

遠足の日

テストの日程

家庭訪問の日

 

このようなことがさっぱりわからないんです。

先生は、きめ細かく電話をくれますから、今は何とかなっていますが、先生と私でいつもあっ気に取られ、絶句…。

 

発達障害であるかないかは関係なく、整理整頓は本人のやる気もあるだろうとは思うのですけど、この整理整頓ってどういうことか考えてみました。

 

ひとくくりに整理整頓と呼んでいますが、実は整理と整頓に分かれるようですね。

 

広辞苑によると=

乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること。

不必要なものを取り除くこと。

となっています。

 

一方、

整頓とは=

よく整った状態にすることきちんと片付けること。

 

ということで、大きな違いは整理には処分があり、整頓には処分が含まれない。という感じみたいです。

 

でも、こう考えると整理と整頓というものが本当に子どもにとっていいことなのかそうでないのか、また、できることなのかそうでないのか…。

 

これについては、勉強ができて整理整頓ができる人がいる一方で、勉強はできても整理整頓はまったくダメな人もいます。

 

現実に友人の子どもは、

勉強はよくできて、整理整頓もきっちりやる男子がいてますし、天才肌のまったく整理整頓をしていない男子もいます。

 

となると、別に整理整頓がうまくいってなくても、必要なものが必要な時に見つかればそれで十分いいかもしれないなと思えてきます。

 

ゴミ箱のような部屋で過ごしていても本人が不便を感じてない、気にしてないならまあよしとしようかと最近は思っています。

 

今のところは登校後、母のわたしが片づけています。床に散らばった衣類と使ったティッシュ、プリント類、マンガ本を片付けます。そうしないとどえらいことになってしまいます。

 

これから先も、本人がやろうと思わない限りしないでしょうから。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。