発達障害女子「大阪府立能勢高校」学校説明会へ行く

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この冬、特に寒くなった2014年12月6日土曜日朝、大阪府豊能郡にある大阪府立能勢高校の学校説明会に参加しました。

 

まぁ、なんと寒い!私たちが住む兵庫県も大阪市内に比べるとたぶん2度くらい低い気がしますが、この日の朝の豊能郡はさらに3度くらい気温が低かったように思います。

 

白い息をふうっと吐きながら、能勢電鉄に乗り最終駅の妙見口駅からバスで20分…。奥山内という停留所で降りると能勢高校が大きな敷地の中にゆったりと建っているのが見えました。

 

まずのっけから「大丈夫かいな~」と思えるほど、交通機関でのこの高校まで距離があります。冬は厳しい寒さで、慣れるまで時間がかかりそうな気配…。

 

気を取り直して玄関を入ると、先生がにこやかに出迎えてくれ、説明会の部屋まで案内してくれました。大きなガスストーブがガンガンに焚かれ、ほっとする温かさに包まれました。

 

この日、説明会に参加されていたのは、10組くらいで、親子の方、母だけの方、地元の親だけ(お子様は来てない)の方など様々で、私たちは母子で2組の参加です。

 

ところで、能勢高校…

私は大阪育ちですが、全く知りませんでした。

偏差値一覧で調べるとまあまあ低い…

生徒の人数も少ない…なぜ…しかも無名?…。

 

おかしな学校?…

そんな気持ちでちょっと懸念を持って参加した説明会でしたが…。

この懸念は行ってみると吹っ飛んでしまいました。

 

 

説明会は、真鍋校長、教頭先生、英語の内山先生など、順番に説明がありましたが、一番の魅力は、なんといっても農場があること。

 

羊、にわとり、うさぎ、きじ、くじゃくたちなどの動物、そしてブドウ園、クリ園、果樹園などの畑、黒米は近くの販売所では催促があるほどの人気だとのこと。

 

このほか、情報処理演習という学習、またマレーシア・アスンタ高校との交流、留学生受け入れ制度では中国からの生徒さんが在学されています。

 

また、能勢高校は中高一貫校で、大阪府内の高校では7番目のユネスコスクールに認定されています。(このあたりはウェブサイトに書かれています)

 

なんといってもこの学校は少人数制で、勉強以外のことにも多岐にわたった教育プログラムがあること、農業検定があることなどこのような立地にもかかわらず、農業から始まり、四年制大学、短期大学への進学、専門・各種学校への進学も多数おられるようです。

 

また、大阪の北野高校と比較すると、生徒一人に能勢高校は倍の費用がかかるということで、つまり少人数制であることの有利なことを教頭先生から聞きました。

 

学校としては、教育者の大変さがあるけれども、通う生徒にとっては相談しやすい、密接な人間関係などがまず素晴らしいと感じました。

 

来年夏、見学などがあるはずなので、またぜひ参加したいと思っています。

今日も読んでいただきありがとうございました。