発達障害女子「宣真高校オープンキャンパス」参加

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2014年10月25日、宣真高校のオープンキャンパスに参加しました。この日は2度目の説明会参加です。1回目は8月30日土曜日。開催日程に他校と重なりがまだなかったのかどうか、会場に入りきれないほどの親御さんと女生徒でしたが、今回はその半分くらいの参加人数という感じでした。

 

宣真高校は、保育では歴史のある名の知られた学校です。しかし私が高校受験の頃(30数年前)は、どちらかというとあまり評判のよろしくないちょっとお勉強もできないというイメージでした。このイメージがどこからきたのかは今一つわかりませんが…。

 

ところが、ここ10年くらいで変革を遂げているようです。第一に先生方が充実している。第二にクリエイティブなコースを新設し、社会に出て役立つための勉強内容になってきているとの評価も高いようです。それをキャリア教育として大きく打ち出しています。

 

さて、オープンキャンパスでは、学校全体1階から3階全部を使った催し物で歓迎ムード一色でした。

 

娘たちが喜んだのが缶バッチ作成です。これはアニメーション部のオリジナルのイラストにコピックというもので色塗りをして、自分だけのバッチを作るというコーナー。参加した2回とも作っていました。

 

大盛況だったのが、宣真高校の制服を着て写真を撮ってくれる写真館。なりきり宣真っ娘にみなワクワクで行列になっていました。がしかし娘たちは照れくさいのが先に立ち、ここはスルー。

 

意外な面白さで盛り上がっていたのが、「漢字回転寿司」。国語科の主宰する「魚」へんの漢字のネタを釣り針で釣るもの。この日はサメ以外を釣ってくださいというような出題でした。その他「縁日コーナー」。ここではわた菓子とポップコーンで一休みなど、盛りだくさんで大勢の親子でにぎわっていました。

 

ところで宣真高等学校は、

・総合コース

・アニメ・アートコース

・保育系進学コース

・看護系進学コース

の4つがあります。

まず大きな特徴は、総合コースは選択制となっていて、1年生の時に各エリアの体験、その後2年生でどれにするかを決めるというシステムです。

 

これだと進路がまだ決まっていない女子には、この総合コース、とても魅力的なんじゃないかと思います。1年間自分の向き不向きなどを考える時間があります。

 

さてこの総合コースは、

パティシエ・クッキング、

情報デザイン、

アドバンス進学、

ウェルネススポーツ

という4つ。

 

パティシエ・クッキングは、栄養、調理、家政科系のへの進学

情報デザインは、経営情報、コンピュータ系への進学、就職、資格

アドバンス進学は、進学(国語・英語・社会中心、数学がなくて良かった)

ウェルネススポーツは、スポーツトレーナーへの進路

となっています。

このうち娘がどれを選ぶのかというところなのですが、一緒に参加した中3生のお友だちに、いい刺激を貰ってくれたらと大きな期待をしている母です。

また、この学校の一番うれしいことが、なんといっても学費が少々お安いことなのです。

初年度学費508,700円

2年生学費506,700円

3年生学費416,700円

コース別諸経費20,000円ほどを合わせても他の学校と比べ高くない学費で、親にはとっても魅力的なのです。

 

説明会で副校長中川千津江先生が、「ピアノを全く習ったことがなくても、学校の中でちゃんとピアノが一から習えます。わざわざ塾なんか行くことあらしません」と(関西色で)余計な費用もかからないことを楽しく話されました。

 

保育科のコースを考えているけど、ピアノを弾いたことがない、思案している女子にはこれはまた魅力的です。

 

2015年宣真高校に入学したお友だちは、中川先生は近くに新設される幼稚園にしばらく専念されるとのことで、卒業後の女の子たちのため、今後尽くされるのではないかと思われます。

 

参加した時はまだ2年生でしたが、娘はこの高校が本命ですがこの後もいろいろな高校の説明会に参加しようと思っています。

 

 

娘自身の感想を聞いてみると

「宣真高校、お友だちできるかなあ…」と早くも不安と心配を口にしていました。

 

 

しかし、現在のところここは、お勉強好きじゃないけど、不真面目じゃないという感じのお子さんが多かったように感じています。この環境は娘にはいいんじゃないかと母は思っています。

 

子どもの特性と通いやすさ、通学時間や経路、そして伸び伸びと過ごせる高校…。それぞれにこだわりがありますが、気になる高校へは何度も足を運び隅々まで確認することがとっても大切なことだと思っています。

今日も読んでいただきありがとうございました