ある土曜日、大阪市内の共学の私立中学校へやってきました。
きれいに整備されたイングリッシュガーデンを横目に試験のための教室へと子どもたちは向かい、親はホールで学校の説明会。校長による全国大会レベルの吹奏楽部や学習への取り組みなどの話、そして在校生も登場し特色がまとまっていました。
自分が中学や高校の頃とは想像もつかないような、今どきは素敵な雰囲気で魅力をアピールしています。
続いて、1週間後の土曜日は、箕面市の共学中学へプレテスト&説明会に行きました。幼稚園から中学・高校と一貫校の学校です。この学校の説明会は、先生方がゆったりと体を揺らして、うとうとしていたのが驚きでした。
この2つの中学校は、朝テストというのを実施し、小さなわからないを引きずらないよう工夫していて、前日理解できなかった授業は、翌朝朝テストを受けなければならない決まりがあります。当然通常より早く登校し、テストを受けるわけなので、適当に逃げるわけにはいかないようにしているようです。
この2週間後、兵庫県下の女子中学の説明会とプレテストに出向きました。有名な“お嬢様学校”で、母親や親族がこの学校の卒業生ということも多いらしく、祖母の代まで卒業生の場合、入学金半額免除と記されて、伝統が感じられました。
次々と3校の説明会に参加し、最後にわたしたちの本命である大阪市内の女子校へ出向く予定ですが、学校は10余年ほど前校舎を近代化し、ホテルのような外観で女の子には大変な魅力のようです。
ところで、この時点でプレテストを受けた結果が郵送されてきました。
娘の成績は3つの中学を合わせて600満点のなんと57点!…。やってくれます、見事なものです・・・(苦笑)
一方のK穂ちゃんは400点以上あったので選択肢が広がっていたし、K穂ちゃん本命学校への受験はとても無理、ということがわかったので、4つのうちの1つはあきらめることにしました。
さて、方向性がK穂ちゃんと分かれてしまったけど残る1つの大阪市内の女子校は我が家の娘だけでプレテストを受けることにしました。
1回目のプレテストの結果が郵送で送られてきました。内容はさんざんで、同封されていた「プレテスト2回目」のご案内の申し込みをさっそくしました。
11月になり、2回目のプレテストを受けましたが、1回目と変わらない結果でした。同封されていた2回実施されるという「合格へ向けての学習会」というのをみて、あぁ、わが子だけではきっとない、他にもかなり困ったお子様がいるんだわ、とちょっと安心し、電話で申し込みをしました。
さて、12月に入り、「合格へ向けての学習会」に参加。小学4年くらいのレベルの問題をわかりやすく解いたプリントを持って帰ってきました。
続く