発達障害女子の私立中学受験3

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2回のプレテストを受けた後、学習会に参加しました。

学習会は、15人くらい参加していたと娘に聞き、同じように勉強が苦手な子どもたちがいるんだなとホッとしたものでした。出された問題集を見ると勉強している内容は、小学4年~6年くらいのものでした。

算数は3ケタの足し算、掛け算、割り算、分数、割合など。国語は、漢字とか四字熟語、文章問題などでしたが、他の中学校と比べてとてもやさしいものでした。

学習会のあと、合格に向けての面談がありましが、学校側から最低このくらいは採ってほしい、ということで示されたのが、問題用紙の上半分の簡単な計算問題です。

気が楽になり、最低限採れるところだけは取り敢えずやってみようと、簡単な練習問題集と中学校の過去問題集を買ってきて、受験の日まで毎日取り組むことにしました。

 

この間、母に怒鳴られながら繰り返し繰り返し足し算、引き算、割り算、掛け算と受験日前日ぎりぎりまで頑張りました。

 

さぁ、年も明けて1月の半ば過ぎ受験に挑む日、娘は「大丈夫かなぁ、大丈夫かなぁ、受かるかな、お母さん大丈夫かなぁ、緊張する」と言い続けていました。

 

日程はA B Cと3日間あり、金曜日から始まり、最終日は週をまたいだ水曜日でした。

A日程を終え、午後17時以降に合否が手渡しで知らされます。学校へ出向くともらった封筒は、ペラペラですぐに、「不合格」とわかりました。

電車の中で泣き続け、親子で悲しかったけど、夫と励まし翌日B日程を受けました。同じ流れで、学校でもらった封筒はまたもペラペラで「不合格」の用紙が一枚入っていました。

 

日、月、火曜日と空いての3日目のC日程でなんとか合格させてもらえましたが、やっとのこさ入れてもらえたような状態でした。

 

それでも合格は合格!

本当に良かった、と思った瞬間でした。

 

入学式当日まで、入学説明会が2回あり出向きました。大ホールに着席すると、学習会で一緒だった人たちもいたようで、私たちはC日程以降の番号の付いた場所でどの日程で合格したのかがはっきりわかる席順になっていました。C日程で受かったのは6人、全員揃っていました。

 

でもいいんです、一応合格し入学したんですから。

座る席なんてどうだっていいんです。

 

いろんなことを済ませて、入学式は3クラスに分かれ担任の先生の自己紹介などがあり、可愛らしい私立女子校の制服を着た女の子たちが輝いていました。

 

大変な数か月、ほとんど0点の試験結果だったけど娘は晴れて入学しました。

続く

 

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