発達障害女子のできない会話のキャッチボール

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車の後部座席の娘とお友だちのある日の会話

 

「こないだの話すべったなあ」と友だちが言ったら、娘は、

「滑り台? 〇〇公園の滑り台おもろいなあ」とか反応します。

友だち「・・・・」。

 

聞いてるのは面白いけど、こんな風に学校でもやってるんだろうなぁ…。それでこんな調子で高校行けるのかとつい心配になり、

 

「あぐらかいとったら宣真(高校)落ちるやン」と言ったら

「え~先生は、そんなんも見えるン?すごいなあ!大人は何でもオミトオシやねんなあ」

 

え?・・・

 

あぐらかいて座ってるって意味ではなかったんですが…。

 

こうして娘に「今お母さんが言ったこと、意味わかってるかな?」、と聞くことしばしば。

 

漫才のような会話になってしまいますが、これが現実によくあります。ボキャブラリーのなさというか、言葉を知らないというか・・・。

 

わからない、意味が掴めない時は、何の言葉も発せず、黙って相手を見つめています。こういうことが積み重なったのかどうか、中学1年時は友だちがトツゼン背を向けて去って行ったり…。

 

本人がわかっているのがどうか、こんな風にあるトツゼンに彼女を取り巻く人間関係は変わってしまいます。

 

このため、2年ほど前からソーシャルスキルトレーニングを週に一回受けていますが、すぐには成果はでないと思ってはいます。

 

このソーシャルスキルトレーニングは、臨床心理士の人が指導してくれているのですが、月一回の報告が電話とお手紙であります。

 

それによると、意外にも発言はしっかりするし、5,6人の仲間とはいきいきと話していると聞きます。人数が少ないのがいいのか、他の人たちが物静かなのか…。ちょっとずつでも進歩があるようです。

 

まあ、取り敢えずここでも忘れ物は多い。

報告書の提出分を持たせても出さずに帰ってくるし、課題のレポートは先週の宿題をやらずに行くし、ことごとく忘れ物をしています。

 

このあたりが、彼女の特徴なのですが、繰り返し繰り返し教えて、やる気が育つまで待つよりないのかもしれません。

今日も読んでいただきありがとうございます。

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