発達障害女子NGワード声かけ編臨床心理士的

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発達障害を持つ子どもへの声かけって一般的な子どもより気遣いが必要だと思います。我が家の娘にも当てはまりますが、微妙な言い回しが理解できなかったり、相手の感情を害するような発言などで不快な思いをかける時があるからです。

 

ついついやってしまうのが、「ちょっと待って!」とか「うるさい!」とか「ちゃんと持ってきて」とかなんですが、その言い具合をチョット替えればうまくいくときがあります。

 

では、どんな風に子どもに話してあげればいいでしょうか。

 

その言い換え集

<中学生くらい(共通)>

・いい加減にして!  ⇒あと何分で終わるかな?

・ちょっと待って!  ⇒あと〇〇分待ってね

・うるさいっ!        ⇒声を「このくらい」(手で示す)にしてくれる?

・静かにして!        ⇒声のボリュームを2でお願いね

・早く用意して!     ⇒〇分で用意しようね

・さっさとして!     ⇒〇分後に玄関でね

・言ったでしょ!     ⇒どうすれば良かったかな?

・もう帰るよ!        ⇒あと〇〇分待ってるね

・主語ないよ!        ⇒それは何についての話だった?

・何言ってるかわからん!⇒いつの話だったのかな?

・連絡帳早く出してよ!⇒連絡帳見せてね

 

<小学生以下>

・落としたとき        ⇒ピーマンさん拾ってほしそう

・こぼしたとき        ⇒ぞうきんで拭こうね

・宿題いつになったらやるの!⇒宿題何時から始める予定?

・お友だちいつまで待たせるのよ!⇒あと何回で替われそう?

・危ないからダメ!  ⇒怪我したら出かけられないけどいいの?

 

実際の場面で、その子の個性がひとりひとり違いうまくいかない時も多いです。我が家がうまくいっているのはその瞬間に、私が立ちはだかって鞄などをリビングに置く前に部屋に持って行ってもらったり、提出物を出させたり、タイマーを使って時間制限したりで、未然に防ぐ方法など…。

 

逆に「そう、じゃ怪我したら出かけられないよ」というと「うんいいよ」と言われたことがあるから、これは娘には無効。

 

とかなんとかいいながら、現実問題このような言い方でうまくいくのは半分以下というところ。根気がとにかく要ります。根気の勝負ですが、だいたい我が家の場合は母が負け気味なのが現状・・・・。

 

ふと、部屋の散らかりを見ているとげっそりして、結局私が登校している間に片付けるというパターンが多いんです。娘は整理整頓は中3になっても難しいというのが真実です。

 

先日、いとこが一泊で遊びに来て娘と遊び、彼女の部屋をきちんと整理整頓して帰っていったのです。その子は小学4年の男の子でお勉強も優秀で、もちろん体育などの運動もできる。この差はなんだ?…。

 

やっぱり、整理整頓がとにかく小さい時からできなかった娘は生まれつきの個性がそういうことだとあきらめもつく瞬間でした。

 

発達障害=だらしない、という不文律は整理整頓ができてきたらいろんなことがクリアになっていくかもしれない、その時は割といろんなことが改善している時なのかもしれない…なんてお気楽に考えたりしています。

 

 

またもっと良い方法があれば教えていただければと思います。今日も読んでいただきありがとうございました

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